2024年01月31日
12月の原油輸入統計・経産省
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省が31日発表した23年12月の石油統計報によると、原油輸入量は1,310万Klで前年同月比89.8%と、前年を下回った。

原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  576万kl(前年同月比96.4%)
(2)アラブ首長国連邦 444万kl(同83.6%)
(3)クウェート     94万Kl(同73.0%)
(4)アメリカ       69万kl(同117.0%)
(5)カタール       55万kl(同88.0%)
だった。

 同月の中東依存度は91.0%で、前年同月と比べて2.2ポイント減と3カ月連続で前年を下回った。

■燃料油の生産は1,330万klで前年同月比98.0%と8カ月連続で前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料油、A重油およびB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油および軽油は前年同月を下回った。