2024年02月02日

横浜ゴム、電動車向けタイヤに独自マーク刻印

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムは、電動車対応タイヤの市場拡大を図るため、乗用車用タイヤに続き、トラック・バス用タイヤにも電動車対応商品であることを表す独自のマーク「E+（イー・プラス）」の付与を開始した。第1弾として、国内と欧州でそれぞれ販売している路線バス専用タイヤ2商品に付与する。 　「E+」マークは、バッテリー搭載による高荷重やモーターによる高トルク出力への対応、電動車にふさわしい静粛性への対応、車両の電費・エネルギー消費効率向上など電動車に特徴的なニーズに応える技術を搭載した商品に付与する。 　今回「E＋」マークを付与したのは国内で販売中の「507U」と、欧州で販売している「120U」タイヤ。「507U」は国内のEVバスでの使用を想定して、バリアフリー縁石に対応する耐久性や耐摩耗性能を向上させたほか、リトレッド（更生）性を高めた。「120U」は電動車の普及を強化しているスペインの大手輸送会社の厳しい要求事項をクリアしているほか、欧州のEVバス特有のニーズを満たす性能を実現し、輸出も決まっている。