2024年04月10日
東ソー、山口に「東ソー苗木基金」資源循環へ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:東ソー

 東ソーは10日、山口県内の森林で伐採された林地残材の有効活用と、伐採後の森林における再造林を促進するため、「東ソー苗木基金」を創設し、10日、山口県および山口県森林組合連合会との三者間で「東ソー苗木基金の創設に関する協定書」を締結した。
 同協定に基づき、東ソーは林地残材から生産された燃料用チップを受け入れ、南陽事業所の自家発電用燃料として有効活用するとともに、燃料用チップの受入量に応じた基金を拠出する。
 山口県森林組合連合会は同基金を活用して苗木を森林所有者へ供給し、伐採後の再造林を促すことで、森林の有する多面的機能の維持と森林資源の循環による林業振興を図る。東ソーは引き続き森林の循環利用による脱炭素・循環型社会の形成に貢献していく方針だ。