2024年04月18日
令和5年度のエチレン生産 527万トン、 3.6%減
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は18日、3月の主要製品の生産実績を発表した。
 エチレンの生産量は前年比▲9.4%の40万6100トンだった。定修はENEOS(川崎)と東ソー(四日市)の2社2プラント。稼働プラントの実質稼働率は78.7%(前月80.7%、前年79.2%)だった。
 令和5年度のエチレン生産量は5,270.8千トン、前年度比▲3.6%となった。

 誘導品の3月の生産量を前年と比較すると、プラスは17品目のうちLD、PP,PS、塩ビモノマー、同ポリマー、MMAモノマー、EG、合成ゴムBRの8品目だった。
 
 同協会では動向について、「消費マインドとしては改善傾向が続いているものの、生産マインドは経済全体の成長低下の影響を受けた。3月の予測では上昇が見込まれており、強気トレンドの傾向が続いている」と分析している。
 
主要18品目生産実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1713417275.pdf

4樹脂
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1713417275.pdf

MMA
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1713417275.pdf