2024年04月23日
三菱ケミ、東京・荒川河川敷でゴミ回収
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

 三菱ケミカルは22日、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて、毎年国内の各拠点で水辺などでの清掃ボランティア活動を実施しているが、先週末は東京地区での活動として、荒川河川敷の清掃を行いゴミの回収を行ったと発表した。4回目の開催となる今回は、62名の従業員や家族などが参加し、1時間ほどで約100袋のゴミを回収した。

 参加者たちはまず、ごみの量と種類の多さに驚き、ショックを受けたようだった。
ペットボトルなどのプラスチック、ビンや缶、椅子や衣装ケースなどの大きなごみもあった。
荒川の流域人口は約1,000万人、一人ひとりの小さなポイ捨てが、大量のごみとなっている実態を目の当たりにし、
「これが海に流れていっているかと思うと、ぞっとしました」などと口にしていた。

 三菱ケミカルは、食品包装材やカトラリー、釣具などで採用されている植物由来の生分解性樹脂「Bio PBS」が
昨年「海洋生分解性バイオマスプラ」認証を取得するなど、今後も環境保全と対策に注力していく方針だ。