2024年04月26日
経産省「スタートアップ創出」へガイダンス
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省は26日、「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」を策定したと発表した。事業会社が研究開発をしたのの、その事業会社では事業化できない場合などを想定し、その技術を活用してスタートアップを創出していくための考え方や実践方法などをまとめた。今後は、同ガイダンスの普及を図る。る

 同省は、革新的な技術に裏打ちされた新たな企業・産業の創出やそれによる多様な社会課題の解決を目指し、助成事業などを通じてディープテックスタートアップの事業成長やそれらが有する革新的な技術の社会実装を支援してきた。

 多様な社会課題を解決するためには、それに資する革新的な技術がより多く社会で活用されていく必要がある。我が国は研究開発投資のうち約9割が大企業によって担われているが、事業化されない技術の約6割がそのまま消滅しているのが実情。こうした技術が死蔵されず、社会に普及・浸透していけば、新産業の創出やイノベーションの実現につながるというのがガイダンス策定の狙いだ。
(注:ガイダンスの内容はニュースリリースにあります)

ニュースリリース参照
https://www.meti.go.jp/press/2024/04/20240426003/20240426003.html