2024年05月23日
三井化学・袖ヶ浦研究拠点に県建築文化賞
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は23日、千葉の研究開発拠点である「VISION HUB SODEGAURA」(旧称:袖ケ浦センター)のリニューアルプロジェクトが、第30回千葉県建築文化賞の一般建築物の部で優秀賞を受賞したと発表した、表彰は2024年3月21日に行われた。

 「VISION HUB SODEGAURA」は、1987年に完成した敷地面積23万7,100平方メートル、建築面積2,200平方メートルの低層で大規模な同社最大の研究拠点。建物は竣工から30年以上経過し、老朽化が進んでいた。

 「リニューアルプロジェクト」は、既存建物の水平に広がる開口部と成熟した外部環境を活かし、内外に連続する交流空間を生み出す体験ができるように計画した。また、設計に先立ち、若手研究員中心のワーキンググループ 「超石化プロジェクト」を立ち上げ、未来を創造する“みんなの研究所”のあり方を探求した。今回、これらの取り組みが評価された。