2024年06月12日

NEDO、秋田と愛知に浮体式洋上大型風力発電

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：NEDO

NEDOは、グリーンイノベーション基金事業の一環として「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトを進めており、11日、新たにフェーズ2となる「浮体式洋上風力実証事業」として、秋田県南部沖と愛知県沖に2件の研究テーマを採択したと発表した。グローバル市場を見据えてそれぞれ、1基10MW以上の大型風車を設置し、実海域における浮体式洋上風力発電の実証を行う。同プロジェクトを通じて、浮体式洋上風力発電の早期社会実装を図るとともに、日本の洋上風力産業の競争力強化を目指す。 ■「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトの概要 ▽事業名　：グリーンイノベーション基金事業／洋上風力発電の低コスト化 ▽予算　　：約850億円（NEDO支援規模） ▽期間　　：2024年度～2030年度（予定） ＜採択テーマと実施予定企業＞ （1）秋田県南部沖 ▽実施予定企業　丸紅洋上風力開発（幹事企業）、東北電力、秋田県南部沖浮体式洋上風力、ジャパンマリンユナイテッド、東亜建設工業、東京製網繊維ロープ、関電プラント、JFEエンジニアリング、中日本航空 （2）愛知県沖 ▽実施予定企業　シーテック（幹事企業）、日立造船、鹿島建設、北拓、商船三井