2024年06月13日
京セラ、世界最小ニオイ可視化センサー開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:京セラ

 京セラは12日、小型ニオイセンサーを用いたサービスを開発するアロマビット(本社:東京都中央区、栗木俊一郎社長)が、世界最小で高機能なCMOS半導体型ニオイ可視化センサーデバイス「e-Nose型ニオイ可視化センサー」を開発、試作品を完成させたと発表した。

 京セラの持つ超小型セラミックパッケージ技術を用いて開発した。ニオイセンサーデバイスとして世界最小サイズを実現。チップ単体のセンサーエリアは1.2ミリ×1.2ミリ。アロマビットの従来品と比べ、製品面積が1/10以下のサイズとなる。生物の嗅覚のように曖昧なニオイを可視化できるため、食品・農業製品の開発支援や品質管理、遠隔地での機械類の故障や異常検知、火災検知などに応用が期待できる。
 
ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1718240470.pdf