2024年06月13日
旭化成、WFI(注射用水)装置 販売開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成

 旭化成は13日、WFI(Water For Injection;注射用水)装置の販売を本格開始したと発表した。
 独自の水処理技術や液体製品分離のための中空糸膜「マイクローザ」のシステム設計・開発力を生かした。一般的なWFI装置である蒸留器の代替技術となる。同装置を通じて、蒸気使用量を軽減しWFI製造におけるCO2排出量削減及び低コスト化を目指す。

<主な特長>
(1)蒸留法に比べ、蒸気使用量を低減でき、CO2排出量およびエネルギーコストを削減可能
(2)蒸留法で必要な、蒸気を冷却して液体化するプロセスが不要で、工程の簡略化が可能
(3)蒸留水よりもクリーン度の高い水質を得ることが可能

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1718258709.pdf