2024年12月27日
ブリヂストン、三菱自の新型SUVにタイヤ納入
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ブリヂストン

 ブリヂストンは、三菱自動車工業のクロスオーバーSUV新型「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデルの新車装着用タイヤとして、「ALENZA 001」(アレンザ ゼロゼロワン)を納入すると発表した。

 アウトランダーPHEVは、電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、「威風堂堂」をコンセプトとした三菱自動車のフラッグシップモデル。今回の大幅改良ではEV航続距離や動力性能・快適性を向上させるとともに、内外装の質感向上と機能・装備の充実化が図られている。
 
 これまでブリヂストンは、長年にわたる共創で三菱自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回アウトランダーPHEVに装着される「ALENZA 001」は、従来のタイヤ性能を向上させた上で、求められる多様な性能をお客様、モビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)を搭載した同社の「断トツ商品」の一つとしている。

 特長はトレッドゴムに独自の分子構造を操る技術「ナノプロ・テック」を活用してシリカを配合、さらに転がり抵抗を低減する骨格部材を採用することで、耐摩耗性能を確保した上で低燃費性能の向上を実現した。さらに3D-M字サイプをパタンに適用しドライ・ウェット性能を高次元で両立させた。これにより、タイヤの航続距離の伸長および環境にやさしく気持ちのよい走りに貢献する。