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2025年01月20日 |
PSジャパンの再生樹脂「豊洲市場まつり」採用 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:PSジャパン |
PSジャパン(本社:東京都文京区、顕谷 一平社長)は20日、サステナブル(持続可能)な社会の実現に貢献するべく、ポリスチレン(PS)のリサイクル化やバイオマス化への取り組みが評価され、24年11月に豊洲市場協会(伊藤裕康会長)が開催した「豊洲市場まつり2024」に食品容器、スタンプラリー景品となるキーホルダーの素材に採用されたと発表した。 豊洲市場では、発泡スチロール廃棄物(魚箱)を市場内で収集し減容化に取り組んでいる。減容物(インゴット)は主に輸出され、マテリアルリサイクルによってプラスチック製品に再生されている。 一方で、廃棄物の輸出入規制などから、より安定的な国内循環が求められている。そうした中、豊洲市場協会では、ケミカルリサイクルによる実証事業を通じて、市場内発泡スチロール廃棄物を再資源化するリサイクルの取り組みについて、認知度を高める試みが企画された。 今回同社は、豊洲市場協会の主旨に賛同し、ケミカルリサイクル実証事業に参画した。市場内で処理されたインゴットを同社水島プラント(岡山県)でモノマー化ケミカルリサイクルして原料スチレンモノマーに還元して再生PS樹脂を製造した。こうして製造した PS樹脂製の食品容器、キーホルダーが豊洲市場協会に購入された。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1737355941.pdf |