住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年02月12日
三井化学クロップ、新規殺菌剤 農薬登録取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:三井化学クロップ&ライフソリューション

 三井化学クロップ&ライフソリューション(本社:東京都中央区、垣元 剛社長)は12日、新規殺菌剤有効成分アプティレル(一般名:キノフメリン)を含有する農薬について、10日付で農薬登録を取得したと発表した。
 アプティレルは、同社が独自に発明・開発した新規有効成分で、稲のいもち病、りんごの黒星病等に対して高い防除効果を有する殺菌剤。作用機作はDHODH( ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ )阻害剤で、既存剤に対する耐性菌にも防除効果を示す。今後、国内で上市準備を急ぎ、有効成分としてアプティレルを含有する新規製剤の開発展開を積極的に進めていく方針だ。

■農薬登録を取得したキノフメリンを含有する農薬
◇ アイーナ5フロアブル(キノフメリン5.0%)
 ・適用作物:稲
◇アイーナ20フロアブル(キノフメリン20.0%)
 ・適用作物:稲、あずき、いんげんまめ、えんどうまめ、茶、キャベツ、はなやさい類、きゅうり、すいか、メロン、ピーマン、なす、トマト、ミニトマト、いちご、アスパラガス、鱗茎類(根物、ただし、葉たまねぎ、葉にんにく、のびるを除く)、レタス類、かんきつ、なし、りんご、おうとう、もも類、小粒核果類、ぶどう、マンゴー、かき

ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1739340836.pdf





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