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2025年02月17日 |
上野グループ、新造タンカー「 輝光丸 」進水 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:上野トランステック |
上野グループの海運会社である上野トランステック(本社:神奈川県横浜市、上野元社長)は14日、福岡造船長崎工場(長崎県長崎市)で建造中の新造タンカー船が予定通り進水し、晴れの命名・進水式典を行った。 式典には出光興産、日本財団、日本政策投資銀行、ヤンマーパワーテクノロジー、三井E&S造船など関係者多数が参列し、タンカーの前途を祝った。 タンカーは、全長100メートル超、5,000KL型という堂々たるスタイル。その雄姿とともに将来に向けて光り輝やいてほしいとう思いをこめて「 輝光丸 」(きこうまる)と命名した。今後艤装工事を経て、2025年内に竣工予定。 開運業界にもカーボンニュートラル対応が求められる中、日本財団の「ゼロエミッション船の実証実験にかかる技術開発助成プログラム」水素燃料実証船として、世界に先駆けた水素によるゼロエミッション船航行を行う計画。実証時は、主発電機により生成された電力を基にモーター駆動で航行する。 また、水素燃料化に伴い低下するエンジンの負荷追従性のフォロー、燃料消費量最適化のためリチウムイオンバッテリーシステムなど多くの機能を搭載している。 ■「輝光丸」の概要 ▽竣工 :2025 年 ▽総トン数 :約4,500 トン ▽積載量 :約5,000KL ▽全長 :104.93m ▽建造造船所 :福岡造船株式会社長崎工場 ▽2026 年実証時搭載エンジン :船舶用水素燃料4ストローク高速発電エンジン(開発:ヤンマーパワーテクノロジー) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1739514823.pdf |