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2025年02月27日 |
積水化、フィルム型太陽電池 風車に設置実証へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学、四電エンジニアリング( 本社:香川県高松市、黒川肇一社長 )、頴娃(えい)風力発電( 本社:鹿児島県南九州市、松木敦則社長 )の3社は27日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を風車タワーの側面に設置するための共同実証実験を頴娃風力発電所で開始したと発表した。 積水化学が製造するフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、四電エンジの設置・施工技術を用いて、頴娃風力(四電エンジの 100%子会社)が運営する発電所の風車タワー側面に設置する。3社は施工性および火山灰や塵の表面付着による表面防汚機能の評価などを検証する。 太陽光発電は、わが国にとって有力な再生エネ原の一つだが、日本は平地面積が少なく、従来のシリコン系太陽電池では適地が限られる課題がある。フィルム型ペロブスカイト太陽電池の場合は軽量で曲げ加工して設置っできるといy特長を有している。従来設置が難しかった場所にも適用できることから、今後再エネ導入 <実証の詳細> ▽設置場所 :頴娃風力発電所の風力発電タワー側面(南面・桜島側の2面) ▽設置規模 :フィルム型ペロブスカイト太陽電池(約1㎡)を20枚設置 ▽実証期間 :2025 年2月24日より4年間 ▽実施内容 :(1)風車タワーを想定した、垂直曲面設備(テーパー状)への設置・施工方法検証(2)火山灰・塵によるペロブスカイトへの影響把握など ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1740623020.pdf |