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2025年03月04日 |
AGC、創薬スタートアップ評価 キャピタルから委託 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:AGC |
三菱UFJキャピタル(MUFJ)とAGCは4日、MUFJが行う創薬スタートアップ等への投資活動における、医薬品製造等の技術評価に関する業務について、委受託契約を締結したと発表した。 このところモダリティの多様化で医薬品開発は複雑化・高度化しており、次世代の新薬開発を牽引するイノベーションを実現するためには「創薬エコシステム」の構築が必要となる。そのため製薬企業やアカデミアだけでなく、産官学を含めた総合的・全体的な取り組みが求められる。 AGCは、ライフサイエンス事業で、すでに日米欧の世界3極でcGMP対応のCDMO事業を展開しており、化学合成、動物細胞、mRNA、プラスミドDNA、遺伝子・細胞治療薬、エクソソームなど、幅広いモダリティに対応している。今回契約では、これまでの豊富な知見を活かしてプロセス開発から製造まで、想定されるあらゆる課題について分析し、その解決方法の助言等を行う。 MUFJは、ライフサイエンス特化型のファンドを運営しており、創薬を担うスタートアップへの支援を積極的に行ってきた。昨今、創薬スタートアップ等が開発する医薬品のモダリティが多様化する中、製造面のリスク軽減だけでなく、研究開発の効率化・加速化、成功確率の向上が求められている。本契約のもと、同社は、創薬スタートアップ等の製造面における計画の実現可能性、実施状況を評価し、創薬スタートアップを支援していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1741060092.pdf |