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2025年03月06日

住友化学、MMA再生樹脂 日産自動車などに販売開始

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：住友化学

住友化学は6日、ケミカルリサイクルで得られたMMA（メタクリル酸メチル）モノマーを原料にしたポリマー材料PMMA（ポリメチルメタクリレート、アクリル樹脂）の販売を開始すると発表した。 　すでに韓国のLG Display社と日産自動車の採用が決まっているが、さらに業界に先駆けて、サプライチェーンと一体になったケミカルリサイクルの社会実装を加速させる。 　同社は、2022年に愛媛工場（愛媛県新居浜市）にPMMAケミカルリサイクルの実証設備を建設し、新居浜市とのアクリル製飛沫防止板の地域内資源循環プロジェクトの実施や、（株）スタージュエリー（本社：横浜市）が販売するアクリルジュエリーの原料提供などの取り組みを進めてきたた。 　また、国際認証制度であるISCC Plusなどの第三者認証を取得し、マスバランス方式を用いた実用的なリサイクルの社会実装をグローバルに進めている。 　今回の販売は、量産設備で生産されたPMMAを、電機や自動車など、高い品質が要求される用途に提供するもので、液晶ディスプレイのバックライトユニットに用いられる導光板原料として韓国LG Display社向けに、また、ヘッドランプに用いられるレンズ原料として日産自動車向けにそれぞれ販売を開始する。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1741240190.pdf

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