| 1999年11月10日 |
| アジアのオレフィンスポット相場が下降 |
| エチレンは630~640ドルに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
大手商社筋によると、上昇一途にあったアジア・極東地域におけるオレフィンのスポット相場が下降してきた。10日現在のCIF価格はエチレンがトン当たり630~640ドルとなっている。一週間前に比べると同50ドルの値下がりとなる。一方のプロピレンは同480ドル平均となっている。先週より20から30ドル安い。 いずれの場合も、アジア地域のユーザーが当面の必要量を手当てし終わったためスポットの引き合いが急速に減少してきたことによるものと見られている。また、エチレンのスポット相場の軟化にはマレーシア・タイタンによる年産30万トン能力のチレンプラントの操業開始もあるていど影響しているようだ。 商社の中には、今後もなおしばらくアジア地域のオレフィン相場が弱含みで推移すると予想する向きが多い。ただし、世界全体の需給バランスが急速に悪化する要因は見当たらないのでエチレンが再び500ドル台を割り込むような事態になることは考えられないとしている。 |