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2025年03月24日

JFEと菱ガス化、水島でメタノール実証覚書

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：三菱ガス化学、三菱ケミカル

JFE スチール（ 本社：東京都千代田区、広瀬政之社長 ）と三菱ガス化学、三菱ケミカルの3社は、水島コンビナート（ 岡山県倉敷市 ）で製鉄プロセスから発生する副生ガスを用いてメタノールを製造し、メタノールからプラスチック原料となるプロピレンを製造する実証実験に関する覚書を締結したと発表した。 　2026年度の実証開始を目指す。JFEスチールは、製鉄プロセスから排出される副生ガスを三菱ガス化学に供給し、三菱ガス化学は新たに実証プラントを設置し、副生ガスを原料にメタノールの製造実証を行う。三菱ケミカルは、このメタノールを原料に、既存設備を活用してプロピレン製造技術（DTP）の適用評価を行うほか、他の化学品への活用を検討する。 　水島コンビナートには多くの産業が高密度に集積しており、異業種連携によるCO2活用が期待できる。3社はコンビナート内のサプライチェーンを通してサステナブル社会の構築に貢献する。また、水島コンビナート内の企業各社との連携拡大についても検討し、地域全体でカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進していく方針だ。 （用語の解説） ◆DTP：Dominant Technology for Propylene production の略。日揮グローバルの登録商標。 　 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1742782398.pdf

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