| 2025年03月24日 |
| 日化協、第13期LRIに三重大など4件採択 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
日本化学工業協会は24日、第13期(25年度)LRI研究課題として、酸化ストレスの解明に成果をあげた三重大学など4件の採択を決めたと発表した。今年度分として6研究テーマをあげて提案募集を行い、応募のあった35件の中から4件を選んだ。前年度から継続中の7件と合わせて、第13期LRI委託研究課題は11件となった。 ■新たに採択された研究課題 (1)研究テーマ: NAMs(New Approach Methodologies)/動物実験代替法の開発 「酸化ストレスと神経炎症を介した発達神経毒性の新たなAOP解明」 ・代表研究者:西村有平 (三重大学大学院 医学系研究科 統合薬理学分野 教授 ) (2)研究テーマ : 環境に対するリスク評価に関する研究 「魚類消化管内MP直接投与法によるMPの体内動態およびそれに伴うベクター効果の検証と定量的評価」 ・代表研究者:羽野健志(国研 水産研究・教育機構 水産技術研究所 主任研究員) (3)研究テーマ :環境に対するリスク評価に関する研究 「マイクロプラスチックの水生生物への影響に係る特性解析と生態毒性試験に関する新たな指針の提案」 ・代表研究者:鑪迫 典久(愛媛大学大学院 農学研究科 教授 ) (4)研究テーマ :新しい特性を持つ化学物質の安全性評価 「定量的ノンターゲット分析を基にした再生プラスチックに含まれる化学物質の包括的なリスク スクリーニング手法の開発」 ・代表研究者:徳村雅弘(静岡県立大学 食‣品栄養科学部 環境生命科学科 物性化学研究室 助教 ) <用語の解説> ◆LRIとは :Long-range Research Initiative ( 長期自主研究活動 )の略。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1742782474.pdf |