| 2025年03月26日 |
| 帝人ナカシマメディカルに大河内記念技術賞 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人ナカシマメディカル(本社:岡山市、加藤真之社長)は26日、第71回(令和6年度)大河内賞で、大阪大の中野貴由栄誉教授とともに大河内記念技術賞を受賞し、同日開催された贈賞式で表彰されたト発表した。 今回、同社の「高強度配向骨の誘導による積層造形整形外科デバイスの付加価値向上と製品化」への取り組みが評価された。椎間スペーサーは、脊椎ケージとも呼ばれ、脊椎疾患の治療において、隣接する椎体の間に設置され、互いに骨癒合して一体化する。既存品では、骨癒合を得るために患者自身の骨を充填する必要があり、骨癒合が不十分な場合、脊椎ケージが移動もしくは脱転するなどの課題があった。 帝人ナカシマメディカルは、中野栄誉教授とともに開発した「HTS構造(ハニカムツリーストラクチャー)」という骨基質の配向化誘導を実現する独自の多孔体構造を採用し、金属3Dプリンターの高度な積層造形技術を駆使することでHTS構造を有するスペーサータイプの脊椎ケージ「UNIOSユニオスPLスペーサー」を開発した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1742961936.pdf |