住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年03月27日
三菱ケミなど6社、国内森林資源活用しSAF展開
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

 三菱ケミカル、日本航空( JAL)、中国木材(広島県呉市)、ボーイングジャパン、大林組、丸紅の6社は27日、国内の森林資源から持続可能な航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)、バイオナフサ、バイオディーゼルを製造・販売する事業について可能性調査を実施することで覚を締結したと発表した。
 
 日本は世界有数の森林資源保有国であり、間伐材や木材利用によって生じる残渣などは、サスティナブルな原料として期待される。6社は今回、豪州・Licella 社の次世代リサイクル水熱液化技術(Cat-HTR)を用いて、木造残渣からバイオ原油を製造し、バイオディーゼルなど国内地産地消型のサプライチェーン構築をめざす。調査期間は2025年12月までとし、2030年ごろの商用化をめざす。

■6社の調査内容と役割
◇JAL :製造事業検討主体・SAF利用に向けた検討
◇丸紅 :製造事業検討主体・本調査全体取り纏め・各製品利用に向けた検討
◇三菱ケミカル : 製造事業検討主体・技術評価支援・バイオナフサ利用に向けた検討
◇中国木材 :原料調達・供給方法の検討
◇ボーイング :技術認証関連の支援
◇大林組 :バイオディーゼル利用に向けた検討

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1743043608.pdf





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