2025年04月09日
富士フ、新幹線トンネルのひび割れ抽出にAI活用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムは8日、東日本旅客鉄道と共同で新幹線トンネルのひび割れを高精度で自動的に抽出するAIを実用化したと発表した。
 富士フイルムの社会インフラ画像診断サービス「ひびみっけ」の画像解析AIをJR東日本の新幹線トンネル検査に生かす。25年度からJR東の新幹線トンネル検査に全面的に導入する。
 JR東では建設から50年以上経過した橋梁やトンネルが増えており、社会インフラの維持管理が課題となっている。現在、国内には1万5千本以上のトンネル、70万本の橋があり、その多くは人手によって検査業務が実施されている。富士フィルムは、2018年に橋梁やトンネルなどのひび割れを自動抽出し、検査業務を効率化できる独自の画像診断サービス「ひびみっけ」の提供を開始。これまでに全国1600社以上の顧客に同サービスを提供している。
 
ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1744099584.pdf