2025年04月10日
旭化成、3カ年新中計、30年営業益3800億円達成
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成

■旭化成が目指す姿
 ・旭化成グループはさまざまな社会課題に正面から対峙し、持続的にイノベーティブな製品・サービス・ビジネスモデルを創出することで「持続可能な社会への貢献」と「企業価値向上」の2つのサスティナビリティの好循環を目指す。2030年度の数値目標として営業利益3800億円、ROIC8%以上、ROI12%以上の達成を目指す。(27年度目標は営業利益2700億円、ROIC6%、ROE9%)
 
・2025~27年度の3年間に、前中計期間とほぼ同額の1兆円(うち拡大関連投資として約6,700億円)の投資決定を見込む。ヘルスケア領域はこれまで同様 M&Aを中心に拡大を図る。住宅領域も成長に向けた投資を国内外で検討する。マテリアル領域は交換膜や水素関連、電子材料などを対象に厳選して投資を行う一方、3年間でマテリアル領域全体の売上高の約20%に相当する構造転換を進める。
 経営基盤の継続強化として、さらなる無形資産の活用に取り組み、各事業が経営基盤を相互に共有し、柔軟に活用することにより持続的な企業価値向上を目指す。

・株主還元については、DOE3%を目安に中長期的な累進配当を重視し、還元水準の継続的向上を図る。
  
ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1744248569.pdf