2025年04月23日
富士フ、バイオ医薬品で米社と30億ドル超製造契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フイルムは23日、バイオ医薬品子会社のFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)が、世界的なバイオ医薬品企業であるRegeneron Pharmaceuticals Inc.(リジェネロン)と、総額 30億ドル超のバイオ医薬品製造契約を締結したと発表した。
 FDB は同契約に基づき、今後10年間にわたって、リジェネロンの抗体医薬品の製造を受託する。製造は今年本格稼働を予定している米国新拠点(ノースカロライナ州ホーリースプリングス市)で行う。

【 飯田年久・富士フイルム取締役執行役員 ライフサイエンス戦略本部長兼バイオCDMO事業部長のコメント 】
 このたび、FUJIFILM Diosynth Biotechnologies の技術的な専門性、優秀なチーム、そして強固な運営体制に対する高い信頼から、世界で数百万人もの患者さんに医薬品を提供しているリジェネロンと製造契約を締結することができました。現在、当社はライフサイエンス事業において米国拠点への約40億ドルを含む、総額約70億ドルに及ぶ大規模な設備投資を日米欧で進めています。今後、順次稼働を開始させ、製造能力をさらに強化することで医薬業界の発展に貢献していきます。

ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1745367938.pdf

(英文)
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1745367938.pdf