2025年05月14日
富士フ、オランダ社が全エネ脱炭素化実現
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:富士フイルム

 富士フィルムは14日、脱炭素社会の実現に向けて、FUJIFILM Manufacturing Europe B.V.(本社:オランダ)が、再生可能エネルギーの1つである風力発電由来の発電設備を設置し、使用電力の全てをまかなっていると発表した。同社は富士グループの中でも気候変動への対応に積極的に取り組んできた拠点で、昨年6月には、同敷地内に、欧州で販売する複合機の使用済みトナーカートリッジを回収し、新品のトナーカートリッジに再生する拠点「Circular Manufacturing Center」を開設した。

 富士フイルムグループは脱炭素社会の実現に向け、原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでの製品ライフサイクル全体において、2030年度までに2019年度比で、CO2排出量を50%削減する目標を掲げている。エネルギー利用効率の最大化と再生エネの導入を両輪で進めることで、2040年度までに自社が使用するエネルギー起因のCO2排出量実質ゼロを目指している。

富士フイルムグループが目指す脱炭素社会の実現に向け・・・
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1747189098.pdf

FUJIFILM Manufacturing Europe B.V. Introduces an Electric Boiler System for ・・
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