| 2025年05月22日 |
| 菱ガス化、木質バイオ由来メタノール事業化検証へ |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は22日、廃棄物資源の再生や処理を行うTRE ホールディングス(本社:東京都千代田区、阿部光男社長)と共同で、国内初となる木質バイオマスおよび廃棄物を活用した、グリーンメタノール事業の可能性について検証する覚書を締結したと発表した。 両社は、それぞれが蓄積してきた経験やノウハウを結集し、日本初となるグリーンメタノール製造の商業化を目指す。事業性を検証するプラントを千葉県内に設置の予定だ。 三菱ガス化学は、環境循環型プラットフォーム「Carbopath(カーボパス)」を通じて、循環型社会の実現を推進中で、今回はTREが供給する木質資源や廃棄物から得た合成ガスを原料に、グリーンメタノールを製造・販売していく計画。グリーン原料の供給を通じて、国内産業のカーボンニュートラル化に寄与する。船舶燃料などの国産カーボンニュートラル燃料を供給する。 <用語の解説> ◆Carbopath(カーボンパス)とは : 三菱ガス化学が推進する、CO2やバイオマス、廃棄物からメタノールを介してエネルギーや素材を生み出す、環境循環型プラットフォームをいう。グリーンメタノール起点としたバリューチェーンを構築することで、環境・経済・社会が調和する未来を実現する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1747890453.pdf |