| 2025年05月27日 |
| 田辺三菱薬、ALS治療薬オーストラリアで発売 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は27日、筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis:ALS)治療薬である「ラジカヴァ」(一般名:エダラボン、日本製品名:ラジカット)について、オーストラリアで販売権を有する Teva Pharma Australia Pty Ltd. (テバ ファーマ オーストラリア)が 5 月1日に販売開始したと発表した。 ラジカヴァは田辺三菱製薬が創製したフリーラジカル消去剤であり、ALSの病態で上昇するフリーラジカルを消去して運動神経を酸化ストレスから保護し、筋力低下、筋萎縮の進行を遅らせる効果を有すると考えられている。 田辺三菱製薬は、ラジカヴァの価値最大化に向けて、展開国の拡大を図るとともに、新規投与経路として経口剤の開発を進めている。同剤は2015年6月に「ALSにおける機能障害の進行抑制」を効能効果として日本で承認された後、韓国、米国、カナダ、スイス、インドネシア、タイ、マレーシアおよびブラジルの9か国で承認を取得し上市している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1748319888.pdf |