| 2025年05月27日 |
| 大陽日酸など、名古屋港水素供給インフラ設計開始 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:大陽日酸 |
大陽日酸は27日、豊田通商および東邦ガスと3社で実施する「名古屋港および周辺地域における、商用化を見据えた水素供給インフラの設計・検証」事業が、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発」に採択されたと発表した。 3社はすでに、名古屋港の港湾および周辺地域で、荷役機器、物流車両の水素活用の可能性や水素の製造・供給方法、事業成立に向けた調査・検討を実施済みで、その結果、名古屋港コンテナターミナル周辺の荷役と物流で年間に最大1,500トン程度の水素ポテンシャルがあることを確認している。さらに商用化ベースでの水素化の実現に向けてはコスト面と運用面での課題も明らかにしている。 同事業では、2025年度内に港湾内の物流車両や大型クレーンなど自走できない荷役機器に適した低コストの水素供給インフラについて、日本の保安基準に適合させながら技術面および事業面の検証を進める。3社は、カーボンニュートラルポートを目指す取り組みを推進することで、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献する。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1748320949.pdf |