| 2025年06月03日 |
| 東北大、大腸がんのエピゲノム診断薬、保険適用 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
東北大学病院 腫瘍内科の石岡千加史客員教授らの研究グループは2日、2014年に切除不能進行・再発大腸がんの治療薬、抗EGFR抗体薬のバイオマーカーとして、大腸がんのゲノム全体のDNAメチル化状態が、重要であることを発見し(株)理研ジェネシス(本社:東京都品川区、大井優子社長)で体外診断用医薬品「OncoGuide EpiLightメチル化検出キット」を開発、6月1日に保険収載され、同社から販売開始されたと発表した。 同製品は大腸がん(結腸・直腸がん)における治療薬選択の補助に用いることができる日本発・世界初の体外診断用医薬品であり、固形がんの精密医療に初めて導入されたエピゲノム診断薬。今後のの臨床導入により、大腸がんにおける個別化治療の一層の推進が期待される。 ニュースリリース参照 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2025/06/press20250520-04-biomarker.html |