住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年06月09日
資生堂、天然保湿因子を角層に届ける技術開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:資生堂

 資生堂は9日、肌の保湿に重要な役割を果たす成分の「天然保湿因子」を角層へ効率的に届け、留める革新的な技術「Reservoir in Skin」を開発したと発表した。天然保湿因子は角層に浸透しにくく、日常の洗浄などによって簡単に流出してしまうという特徴があるが、同技術により、天然保湿因子のひとつであるPCAを角層に届けて留めることに成功した。保湿効果の向上や肌の滑らかさの改善が確認された。
 同社の強みである、有用成分を効率的に肌に届ける DDS(ドラックデリバリーシステム)技術を活用して開発した。うるおい成分が働く角層に着目した。保湿成分を肌へ適切に届けることにより、スキンケアに新たな価値をもたらすことになる。
 研究成果の一部は、「International Journal of Pharmaceutics」に掲載された。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1749453938.pdf





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