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| 2025年06月11日 |
| 広島大、臓器移植後の拒絶反応は予測可能 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:広島大学 |
広島大学 原爆放射線医科学研究所の進藤岳郎 准教授らの研究グループは10日、京都大学や秋田大学の附属病院で実施された肝臓・肺・腎臓移植および腎臓移植のデータベースに基づき機械学習による解析を行い、ドナー(臓器提供者)からレシピエント(患者)に臓器移植を行う際に拒絶反応の原因となる抗体(ドナー特異的抗体:DSA)が発生するリスクを予測できることを明らかにしたと発表した。 また、この解析結果に基づき「エプレットリスクスコア(ERS)」という新しい指標を開発した。 これは DSA の発生を正確に予測できるツールとして、より安全な移植治療につながると期待される。 同成果は5月31日に米国の国際学術誌「Cell Reports Medicine」にオンライン掲載された。 |