1999年11月01日
旭電化工業、中間期・通期業績予想を修正
配当は0.5円増配/有価証券含み損は11億8,600万円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭電化工業

 旭電化工業は1日、1999年9月中間期および2000年3月期業績予想修正、また配当修正、有価証券の含み損について発表した。
 1999年9月中間期については、化学品部門のプラスチック用添加剤や電子情報材料の高機能・高付加価値製品が海外を中心に好調に推移、また全社で積極的に取り組んできた効率化・コストダウンにより、経常利益、当期純利益とも前回予想を上回った。また2000年3月期も中間期同様、添加剤や電子情報材料の高機能・高付加価値製品の好調と合理化努力により、下期も円高のマイナスをカバーし、業績の向上を見込んでいる。
 また配当予想については、経常利益が当初見通しを上回ったため、0.5円増配の3円50銭に修正した。
 業績予想および配当予想、また有価証券含み損は下記の通り。修正値(前回予想)増減額の順(単位百万円)

[中間期](1999年4月1日~9月30日)
売上高 52,000(54,000)△2,000
経常利益 2,350(1,800)550
当期純利益 1,150(800)350

[通期](1999年4月1日~2000年3月31日)
売上高 105,000(110,000)△5,000
経常利益 4,750(4,000)750
当期純利益 2,400(2,800)

[配当予想]
1999年9月中間期 3円50銭(3円00銭)
2000年3月期末 3円50銭(3円00銭)
年間配当 7円00銭(6円00銭)

[有価証券含み損]
(A)1999年9月中間期末の有価証券含み損の総額 11億8,600万円
(B)1998年3月期の経常利益額 23億5,000万円
   (A/B×100=50.5%)
(C)1998年3月期の当期純利益額 11億5,000万円
   (A/C×100=103.1%)
(注)当該含み損は、取引所相場のある投資有価証券を対象としている。
(注)対象の有価証券の帳簿価額 47億1,800万円
   時価 35億3,200万円