| 2025年06月16日 |
| 三菱ケミカル、中国子会社(南通)の移転先決る |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは16日、中国のアクリル樹脂成形材料( PMMA ) などの製造・販売会社である三菱化学高分子材料(南通)有限公司(中国・江蘇省南通市)の移転先が決ったと発表した。 同社は2001年から、江蘇省南通経済技術開発区で三菱化学高分子材料(南通)有限公司を運営してきたが、中国政府の現地開発事情によって移転要請を受け、移転先を検討していた。 中国はPMMAの世界需要の約40%を占め、同社にとって重要な市場の一つ。同市場でさらなる成長を実現していくためには、現地での製造・販売拠点の維持・発展は不可欠としている。年産6万トンの大型工場を新設する。2028年後半稼働開始予定。 ■新工場の概要 ・所在地 :江蘇省南通市南通経済技術開発区化工園区南区 ・移転設備:PMMA(公称能力:60,000トン) 研究開発設備など ・建設開始:2026年1Q(予定) ・稼働開始:2028年3Q(予定) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750054622.pdf |