2025年06月16日
トクヤマ、「札幌市水素・再生エネ推進協」に加入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマは16日、札幌市が水素社会実現に向けて2025年6月に設立した「水素・再生可能エネルギー推進協議会」に協議会員として加入したと発表した。
 協議会は、自治体と民間事業者・団体が業種の枠を超えて連携し、札幌・北海道における水素サプライチェーンの構築と地域産業の創出に向けた協議を進め、水素社会の実現およびカーボンニュートラルの達成を目指す活動を行う。電力、運輸、自動車など様々な業界から約40団体が集まり、北海道の豊富な再生可能エネルギーを
活用した水素製造や水素キャリアを活用した効率的な水素輸送、水素利活用機器の開発を通じた地域産業の創出などに取り組む。
 トクヤマは、水素キャリアとして既存物流・配送網と連携できる水素化マグネシウムの活用を提案し、水素社
会の実現に向けて、貢献する方針だ。
(参考)
■協議会の 重点3テーマ
 札幌を中心としたエリアへの水素供給の段階的実装を目指すとともに、将来的な道内外の水素サプライチェーン構築の可能性についても検討する
(1)道内再エネ適地との連携による発電事業と組み合わせたグリーン水素製造・供給モデルの構築
(2)水素キャリアを活用した既存物流・配送網との連携による効率的な水素輸送の実現
(3)地域企業と 連携した高効率の水素熱利用機器の開発・導入
■協議会の構成
 札幌市が会長となり、民間事業者・団体が協議会員、オブザーバーとして参画する。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750061485.pdf