2025年06月17日
BASF、四日市で製紙向けバインダー新グレード生産
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:BASF

 BASF ジャパン(本社:東京都中央区、石田博基社長)は17日、六呂見事業所(三重県四日市市)に製紙用途向けのアクリルディスパージョン「Acronal」(商品名)の新グレードの生産を開始したと発表した。これにより同社は、持続可能なソリューションの統合を推進し、日本の製紙業界の発展をサポートするとしている。
 BASFは、日本の製紙業界を重要視し、主にスチレンブタジエン(SB)ラテックスを供給してきた。また、バイオマスバランス(BMB)、低PCF、低臭気、食品接触認証グレードなど、さまざまな製品を次世代向けとして幅広く提供している。日本市場では、輸入ラテックスの取り扱いを拡大し、展開を加速していく方針だ。なお同事業所はBMB認証を取得済みである。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750138144.pdf