| 2025年06月24日 |
| 三井化学、上海石化事業から撤退、全持分売却 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は24日、同日開催の取締役会で、持分法適用関連会社である上海中石化三井化工有限公司(SSMC)の同社持分の全てを中国石化上海高橋石油化工有限公司に譲渡することを決議したと発表した。 SSMCはフェノールおよび誘導品事業を展開する上海高橋石化と50:50合弁の石化事業会社で2006年4月の設立。資本金2,147百万人民元。 三井化学グループはフェノールを含むベーシック&グリーン・マテリアルズ事業について、再構築化を進めてきた。 中国上海でのフェノール事業についても同様に合理化の対象として検討を進めてきたが、コスト競争力や既存設備との一体運営によるシナジー発現等も含めて考慮した結果、中国最大の石化メーカーである中国石油化工集団(SINOPEC)子会社でありSSMCのJVパートナーでもある高橋石化に同社持分の全てを譲渡することが最善策と判断した。 ニュースリリース参照 ・持分法適用関連会社の異動(持分譲渡)に関するお知らせ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750752059.pdf ・Notice Regarding Transfer of Equity Method Affiliate(Transfer of Equity Interest) https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1750752059.pdf |