2025年06月26日
AGC、横浜で細胞治療薬プロセス開発サービス開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:AGC

 AGCは26日、横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)で新たに細胞治療薬のプロセス開発サービスを開始すると発表した。
 遺伝子・細胞治療CDMOとして世界トップクラスの受託開発・製造実績を持つAGC Biologicsミラノ拠点の技術を導入し、T細胞やNK細胞、間葉系幹細胞など、幅広い細胞種に対応するための体制を整えた。2026年に横浜に新設する受託開発・製造拠点でのサービス提供に先駆けて実施するもので、2027年には、mRNA医薬品、バイオ医薬品、細胞治療薬の商業生産を含むすべての開発・製造サービスが提供可能となる予定だ。
  細胞治療薬は、その性質上、厳密な温度管理や迅速な輸送が不可欠。CDMO拠点の立地も重要な要素となる。
 AGCグループは欧米に加え、日本にも細胞治療薬の開発・製造拠点を設け、より多くの顧客や市場にサービスを提供していく方針だ。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750900689.pdf