2025年06月26日
北大、構内の毒性外来植物 駆除へ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:北海道大学

v 北海道大学は26日、一部メディアで報道された、同大札幌キャンパス内の「ジャイアント・ホグウィード(和名:バイカルハナウド)」とみられるセリ科の植物について、「現在、専門家による同定・駆除作業を進めているところで、当該区域を立ち入り制限した。近寄らないでほしい」を発表した。

 「ジャイアント・ホグウィード」は世界一危険とされるセリ科の多年生外来植物(雑草)。皮膚に付着し紫外線に当たると化学反応によって炎症を引き起こすとされる。北大によると、6月24日に外部から情報提供があり、構内の南東側で植物を複数株発見、周辺を立ち入り禁止にした。25日から北大教員などが調査し、飛散防止のために花や葉を取り除いた。健康被害の情報は寄せられていない。