| 2025年06月26日 |
| 日本触媒、米子会社アクリル酸でISCC認証取得 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒は26日、米国のグループ会社で生産するアクリル酸(AA)および高吸水性樹脂(SAP)について、国際認証のISCC PLUS認証を取得したと発表した。これにより今後は、カーボンフットプリント(CFP)ネットゼロ相当のAA・SAPをグローバルに供給可能となった。 AAは、塗料や接着剤の原料となる化学品で、紙おむつの吸水材(SAP)の原料としても利用されている。 日本触媒は、世界トップクラスのAA・SAPサプライヤーとして、2021年からベルギー、日本、インドネシアで生産するAA・SAPについて、ISCC PLUS認証の取得を進めてきた。今回、アメリカで取得したことで世界4拠点での同認証による供給体制が整った。 日本触媒グループは、ISCC PLUS認証AA?SAPをお客様にご利用いただくことで、サプライチェーンを通じた環境負荷低減ならびに循環型経済に貢献し、2050年カーボンニュートラルに向けて、グループ長期ビジョンおよび中期経営計画で掲げた“変革”を実行することで、顧客への提供価値向上と持続可能な社会の実現を推進していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1750913752.pdf |