2025年07月02日
千代田と仏エクウイル、洋上風力発電で覚書
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は2日、Ekwil S.A.S(本社:フランス=エクウィル社)と、日本国内市場での浮体式洋上風力発電事業の協業に関する覚書を締結したと発表した。

 千代田は、日本国内市場における将来的な浮体式洋上風力発電所の建設に向け、EPCIを含めた浮建造のサプライチェーン、輸送・保管・据付、日本法規対応などの遂行計画策定業務を中心に、エクウィル社とともに市場参入に向けた協業検討を進める。

 エクウィル社は、世界最大のFPSOの開発者兼オペレーターであるSBM Offshore N.V.(本社:オランダ )と、世界初のFloating LNGなど多数の石油・ガス関連の洋上風力発電設備建設の実績を持つTechnip Energies S.A.S(本社:フランス=テクニップ社)が設立した浮体式洋上風力発電専業の合弁会社。フランスで3基(25メガワット)の浮体式洋上風力発電設備の実証プロジェクトを手がけてきた実績を有する。

 今回の覚書により、千代田とエクウィル社は、両社がもつ技術・ノウハウを組み合わせて、コスト競争力に優れ、実現可能性の高い浮体式洋上風力発電所の建設に積極的に取り組んでいく方針だ。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1751434765.pdf