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| 2025年07月03日 |
| ENEOSと三菱ケミ、鹿島にプラ再生設備が竣工 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:ENEOS |
ENEOSと三菱ケミカルの両社は、三菱ケミカル茨城事業所(茨城県神栖市)に建設中だった、廃プラスチックのケミカルリサイクル設備が完成し、2日に竣工した。 外部から調達した使用済みプラスチックを、英国のMura Technology 社の超臨界水熱分解技術によって化学的に分解する油化処理を行う。製造されたリサイクル生成油は、両社の石油精製装置およびナフサクラッカーの原料に使用しサーキュラーエコノミーにつなげる。 同設備は持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証の取得を予定しており、このリサイクル生成油を原料とする環境価値を付与した各種製品の提供が可能となる。 両社は、引き続きプラスチック油化事業を通じて、カーボンニュートラル・循環型社会を実現するため、エネルギー・素材両分野のトランジションおよびサーキュラーエコノミーの推進に取り組む。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1751528020.pdf |