2025年07月04日
東レ、世界初・超厚膜感光性ポリイミド開発
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 東レは4日、ネガ型感光性材料における高感度化技術の極限追及と、硬化応力を制御する独自の感光設計技術により、膜厚200μm、線幅30μmの超厚膜・ハイアスペクト微細加?を実現した感光性ポリイミド材料「STF-2000」の開発に成功したと発表した。

 本材料は、ポリイミド構造に由来する高い耐熱性、耐薬品性、機械強度、絶縁性、X線耐性の特徴を保持しつつ、
最大アスペクト比7のハイアスペクト・微細加工性を実現し、NMPフリー・PFASフリーのサステナブル製品仕様であることから、電子部品やMEMSデバイスなどの各種用途の高性能化と環境対応に貢献する。
 標準形態は液状タイプだが、厚膜シートタイプの開発も進めている。2025年度量産に向け、顧客評価を開始しており、今後、幅広い要望に対応していく方針だ。
 
 ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1751601683.pdf