| 2025年07月09日 |
| ポリプラ、長繊維セルロース樹脂 市場開拓進む |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ポリプラスチックス |
ポリプラスチックスは9日、同社の長繊維セルロース強化樹脂「PLASTRON](商品名)が、物流中堅の浅川組運輸(本社:和歌山市)の梱包資材「エムネジ」に採用されたと発表した。 「エムネジ」は輸送用の強化段ボールを留める樹脂製の梱包資材。金属製の留め具は、取り付ける機具が限定され熟練された作業が求められる場合があるが、「エムネジ」は、電動ドライバー等で簡単に取り付けができるため、作業効率を高めることができる。また、ネジの先端が飛び出ることがないため、作業時や輸送時の安全性にも考慮した製品となっている。 また輸送用の梱包資材には、厳しい物流環境に耐えることのできる強度が求められる。だが、一般的にバイオマス素材は強度が低いという課題があった。「エムジン」には長繊維のセルロースを使用しているため、衝撃強度や剛性に優れている。セルロース繊維は植物由来のサスティナブル素材のため、サーマルリサイクルが可能などの特長も有している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1752025624.pdf |