2025年07月09日
デンカ、NEDOの植物タンパク質開発プロジェクト参加
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:デンカ

 NEDOの「バイオ由来製品生産技術の開発」プロジェクトに参加するデンカは9日、プロジェクトメンバーの横浜国立大学、産総研、鹿島建設、東京大学、北海道大学の計7機関共同で、横浜国大内に「遺伝子組換え植物を利用した生産システム実証開発」プロジェクト開発拠点を設置したと発表した。
 今後、同プロジェクトの成果を活用し、物質生産用に開発した植物を用いて、栽培から遺伝子発現、目的物質の抽出精製までを一気通貫型に実施可能な世界初の植物バイオものづくり研究開発拠点として活用していく計画だ。
 宿主植物の育種、栽培、生成物の分離・精製などの研究開発だけでなく、実証・製造への取り組み、技術情報の発信、人材育成までを包括的に実施し、国内の植物を活用して有用タンパク質生産を手がける新産業の創出をめざす。そのための次世代植物バイオものづくりの中核拠点としての役割を果たす。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1752027464.pdf