2025年07月17日
6月のエチレン生産35.8万トン 石化協
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油工業協会が17日発表した、6月のエチレン生産量は35万8300トンで、前月比▲14.0%、前年同月比0.0%だった。定修ENEOS(川崎)と三井化学(市原)の2センターで、稼働プラントの平均稼働率は75%だった。エチレンプラントの平均稼働率の80%割れは5カ月連続となる。

 主要製品の生産量を前年同月と比較すると、全18品目のうち前年比プラスとなったのはLDPE、PP、SBRなど8品目、マイナスになったのはHDPE、SM、PS、VCM、MMAモノマー、EO、AN、トルエン、キシレンの9品目だった。
 同協会では「国内の生産活動は、6月の予測では法人、通信機械、石油製品などの業種に増加がみこまれているが、生産活動のトレンドjは前月と比べて若干の低下がみられている」と分析している。
  
主要石油化学製品
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1752730756.pdf

4樹脂
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1752730756.pdf

MMA
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