| 2025年07月28日 |
| 三菱ケミ、トナー用ポリエステル事業撤退 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは、トナー用ポリエステルレジン事業から撤退すると発表した。26年6月末かぎりで販売を終える。同社は1989年から同事業を展開してきたが、ペーパーレス化やコロナ禍以降の働き方変容に伴う印刷需要の縮小に加え、近年の原料価格高騰や人件費の増加などにより事業収益の悪化が続いていた。 これまで合理化や固定費の削減などにつとめてきたが、今後の事業環境を検討した結果、収益性の改善および将来的な成長は困難と判断した。 ■撤退事業の概要 ・対象製品:トナー用ポリエステルレジン「ダイヤクロン」(商品名) ・製造拠点:東海事業所 愛知地区(愛知県豊橋市) ■事業撤退のスケジュール(予定) ・2026年3月末 生産停止 ・2026年6月末 販売終了 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1753667317.pdf |