| 2025年07月30日 |
| 旭化成、フィンランドにコンテナ型水電解設備 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は30日、フィンランドで脱炭素プロジェクトを推進するCentral Finland Mobility Foundation(本部: フィンランド ユバスキュラ市=Cefmof)から、1MW級のコンテナ型アルカリ水電解システム「Aqualyzer-C3(アクアライザー・シーキューブ)」を受注したと発表した。 Cefmofは、フィンランド ユバスキュラ市、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)と一財トヨタ・モビリティ基金によって設立された組織で、Central Finland地区の脱炭素化を支援する現地社団法人。 ユバスキュラ市では現在、水素を燃料とするバスや乗用車の導入を通じて、水素を活用したモビリティ分野の活性化を図るプロジェクトが活発に進められている。 同プロジェクトは、Central Finland 地区内で、水素を製造・使用する「地産地消モデル」の構築を目指すものとなる。フィンランド初の商用水素ステーションの開設に合わせて、その隣接地に旭化成のコンテナ型アルカリ水電解システムが設置される予定だ。凍結リスクなど寒冷地特有の課題に対応を進めることで、寒冷地における水素社会実現に向けた重要な一歩となる。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1753860555.pdf |