2025年07月31日
千代田の「合成燃料実証」にエンジ協会特別賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:千代田化工建設

 千代田化工建設は31日、日鉄エンジニアリング、ENEOSなど4社からなる「合成燃料1BD実証研究装置建設チーム」が、(一財)エンジニアリング協会から25年度エンジニアリング奨励特別賞を受賞したと発表した。
 同賞は、実用化が期待される先駆的技術の開発に顕著な功績のあった事業を対象に同協会が行っている表彰制度で受賞案件概要は、以下の通り。
■第17 回エンジニアリング奨励特別賞<実プロ化が期待される先駆的技術>
◇名称: 合成燃料 1BD 実証研究装置建設チーム
◇代表者:信田政人(千代田化工建設)
 メンバー: 67名(千代田化工 16名、CXO18名、日鉄エンジニアリング 6名、ENEOS 27名)
 同チームが建設した実証プラントは、原料から合成燃料を一貫製造できる日本初のプラントで、NEDO「グリーンイノベーション基金」の支援を得て、ENEOS 中央技術研究所(横浜市)に2024年6月に完工、現在、実証運転を実施中だ。実証プラントの製造規模は1BD(バレル/日)。
 同プラントで製造した合成燃料ガソリン・軽油は、大阪・関西万博での走行実証等で活用されており、今回、実用化が期待される先駆的技術として評価された。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1753948449.pdf