| 2025年08月06日 |
| 日曹、九大発ベンチャーと動物用医薬開発へ |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本曹達 |
日本曹達は6日、九州大学発のスタートアップ企業、KAICO社( 本社:福岡市、大和建太社長 )と動物用医薬品における共同研究開発契約を締結したと発表した。 KAICO社は、九大オリジナルのバキュロウイルスゲノムやカイコを利用した「カイコ・バキュロウイルス発現系」をコア技術に、カイコの体内で目的タンパク質を発現させ、研究用試薬品、診断薬、ワクチンの開発を進めているバイオベンチャー企業。このカイコ-バキュロウイルス発現系は、従来の微生物細胞や培養細胞と比較して、組換えタンパク質において高い発現成功率が期待されており、他の発現系では生産困難なタンパク質の生産を可能にする。今後、さらなる研究開発を通じて、動物のヘルスケアに関する社会課題の解決に向けたソリューション提供を加速させ、新たな事業機会の創出を目指す。 【KAICO社概要】 ▽会社名 : KAICO株式会社(英文:KAICO Ltd.) ▽所在地 : 福岡県福岡市西区九大新町4-1 福岡市産学連携交流センター ▽代表者 : 代表取締役社長 大和建太 ▽設立 : 2018年4月2日 ■事業内容 ・タンパク質受託発現 ・試薬・診断薬・医薬品原料の製造・販売 ・動物用経口ワクチン、飼料添加物の開発・製造・販売 ・ヒト用注射/経口ワクチンの開発 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1754457508.pdf |